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2009年02月08日(日)

モレ・サン・ドニ
グラン・クリュ

2003 クロ・ド・タール

     グラン・クリュ  

      【 モメサン 】

    現地購入品

1995 クロ・デ・ランブレイ

    グラン・クリュ

     【 ドメーヌ・デ・ランブレイ 】

    現地購入品

1996 クロ・ド・ラ・ロッシュ

     グラン・クリュ

   【 メゾン・ポール・レイツ 】

1995 クロ・サン・ドニ

    グラン・クリュ

          【 メゾン・ポール・レイツ 】

1999 ヴォーヌ・ロマネ  1er Cru

    キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ

     【 D・R・C 】

DSC_0073.JPG

同じ村のグラン・クリュを比較試飲する

ワイン会は何度か開催したとこが

ありますが、

この会が一番最初に行った気がします。

モレ・サン・ドニ村の

4つのグラン・クリュを用意しましたが、

正確にはボンヌ・マールも僅かながら

モレ村にかかっているので

本来ならば用意するところでしたが、

代わりに何故か

DRCのヴォーヌ・ロマネを

入れてみました。

この会のちょっと前の年末に

会場となっている酒屋さんの手伝いを

数日行った時に、

謝礼を頂きそうになったので

辞退したところヴォーヌ・ロマネと

シャンパンのドゥーツ6本セットを

頂いてしましました。

私としては普段お世話になっている

お返しのつもりの手伝いだったので

少々戸惑いましたが、

ワイン会で皆さんに飲んでもらおうと

思いましたので、無償で提供しました。

ここのお店は当時サントリー正規の

DRCアソートが入荷していましたので、

さほど高価な物ではないと

理解していましたが、​

今では50万円のワインに

なってしまったので

​早目に飲んで正解でした。

ワインの感想ですが、

クロ・デ・ランブレーは熟成のピークを

少し過ぎた感じがして、かなり柔らかい

味わいだった気がします。

ポール・レイツの2種類は熟成の盛りで

沸き立つ香りとしっかりとした味わいが

印象に残っています。

DRCのヴォーヌ・ロマネですが、

やはりグラン・クリュ畑の

デクラッセしたブドウで造った

影響なのか

美味しいワインではあるのですが

味わいの凝縮感や複雑さは

​グラン・クリュとは違うと

​感じた記憶があります。

ヴォーヌ・ロマネが今一つと

感じてしまった理由の1つに

クロ・ド・タールが素晴らし過ぎた

事が挙げられます。

暑かった2003年の影響で

溢れるばかりの果実味と凝縮感があり

口に含む度に幸せな気分になりました。

作り手が代わった2015年の

クロ・ド・タールも

素晴らしいワインでしたが、

私がベストに感じたのは

この時飲んだ物でした。

但し、この後数年を置いて同じワインを

2回飲みましたが、

この時の感動は再現されなかったので

若々しい果実味が健在な時が飲み頃の

ワインだったと感じています。

2020年の1月に共同開催のワイン会で

同じモレのグラン・クリュ会を

開催していますが、そちらの会には

ボンヌ・マールも入れています。

今思い出しましたが、

その会では確かクロ・デ・ランブレイが

一番美味しいワインでした。

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