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New World ピノ・ノワール会

2023年03月11日(土)

都内レンタルルーム

管理者個人の会

白ワイン/泡
-2018-
ムルソー 1er Cru 
クロ・リシュモン  1500ml 
【 ドメーヌ・アンリ・ダルナ 】
フランス/ブルゴーニュ


-2020-
キスラー ソノマ・コースト
レ・ノワゼッティエール
【 キスラー・ヴィンヤード 】
米国/カリフォルニア/ソノマ
赤ワイン
-2017-
セブン・フラッグス
ピノ・ノワール
【 ポール・クルーバー 】
​南アフリカ


-2016-
ペガサスベイ
ビノ・ノワール
【 ペガサスベイ 】
ニュージーランド


-2019-
キスラー ソノマ・コースト
ピノ・ノワール
【 キスラー・ヴィンヤード 】
米国/カリフォルニア/ソノマ​


-2014-
ボーヌ  1er Cru
キュヴェ・モーリス・ドルーアン
【 オスピス・ド・ボーヌ 】
フランス/ブルゴーニュ


-2012-
オシオ ピノ・ノワール
【 コノスル 】
チリ


-2001-
エイドリアン・フォッグ
ピノ・ノワール
【 サヴォイ・ヴィンヤード 】​
米国/カリフォルニア

◆会の感想◆

~ニューワールドピノ美味しいです~

近年ニューワールドのピノ・ノワールで
かなり美味しい物に出合える機会が
何度かあったため、
それらを揃えてワイン会を開きました。

2015年に同じ企画で会を開きましたが
比較用に用意したクロ・ヴージョが
圧勝してしまったため、
今回はオスピスのボーヌ1er Cruを
対抗馬として出してみました。

赤だけでは物足りないため
白はムルソー1er Cruのマグナムと
豪華にキスラーを用意しました。

ムルソーはまだ若いためか特徴である
リッチな味わいに少し物足りなさを
感じてしまいました。
モノポール(単独所所有)の珍しい
銘柄なので後で調べてみると
作り手ラストヴィンテージだった様で
2019からはアンリ・ボワイヨから
リリースされていました。
作り手として下り坂だったかも
しれません・・・

セブン・フラッグスはベリー系の
赤い果実の味わいが特徴的でしたが
安いブルゴーニュにありがちな
軽やかなイメージでは無く
密度の詰まった凝縮感があり
熟成のポテンシャルを感じる
良いワインでした。

ペガサスベイは角のないまろやかな
口当たりと甘みを感じるしっとりと
した味わいで、
私的にはかなり好みのワインでした。
このワインは過去によく行っていた
香港で何度も買って飲んでいた
銘柄ですが、
今回初参加した方がこのワイナリーを
過去に訪問した事があるそうで、
私もぜひ行ってみたくなりました。

ここで口直しにキスラーのシャルドネを
開けましたが、皆さん一様に美味しいと
感心していました。
次の会はもう少し上のランクの
キスラーを用意しようかと考えています。

昨年行ったキスラー会で人気のあった
キスラーのピノ・ノワールですが、
今回は用意した物が若過ぎた様で
味わいに硬さを感じました。
デキャンタすれば良かったと
後で少し反省しました。

ここでボーヌ1er Cruを開けてみましたが、
何となくここまでの経緯から
予想していた通り、
ニューワールド側と比較すると
残念ながら物足りなさを感じるワイン
となってしまいました。​
今回クロ・ヴージョを出すと
いい勝負になったかもしれません。

昨年一番驚いたピノ・ノワールの
オシオですが、やはり素晴らしいワインで
密度の詰まった複雑な味わいは
ブルゴーニュのグラン・クリュに
匹敵するレベルだと感じました。

最後のエイドリアン・フォッグですが
コルクがかなり傷んでおり
そのためかも知れませんが、
ワインの酸化熟成がかなり進んで
ドライシェリーや紹興酒に近い
味わいになっていました。
最後の締めのワインとしては
​美味しく飲む事が出来たので
良かったと思います。

今回は初参加された方が2名いましたが
ワインを通じで皆さんと楽しい時間を
過ごすことが出来ましたので、
参加者各位にこの場を借りて
お礼申し上げます。

毎回利用している今回の会場は
2月から値上げされたため
次回はこの場所の近くの
ワインバーを使って5月末頃にワイン会を
開こうと計画しています。

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