top of page

2024 現地購入ワイン会

2024年04月20日(土)

ビストロ「キフキフ」

共同開催

白ワイン/泡

-2019-
サン・トーバン
1er Cru アン・レミリー
1500ml
【 ドメーヌ・ボーマン 】

-2015-
シャサーニュ・モンラッシェ
シャトー/ド/シャサーニュ/モンラッシェ
【 ドメーヌ・バデミミュール 】

-2019-
コルトン・シャルルマーニュ
Grand Cru
【 ドメーヌ・ムストゥル・ P&F 】
赤ワイン

-2018-
シャンボール・ミュジニー
1er Cru レ・フュッセ VV
【 ドメーヌ・ブルソ・P&F 】

-2017-
ニュイ・サン・ジョルジュ
1er Cru レ・ブースロ
【 ドメーヌ・H&G・リモリケ 】

-2011-
ヴォーヌ・ロマネ
1er Cru オー・ブリュレ
【 ドメーヌ・イヴ・シュヴァリエ 】

-2011-
クロ・ド・ヴージョ
Grand Cru
【 ドメーヌ・ミッシェル・ノエラ 】

◆会の感想◆

~やはりブルゴーニュは美味しい~

ブルゴーニュを訪問するので
現地購入&ハンドキャリーしたワインを
使ってワイン会を企画しました。

折からブルゴーニュワイン高騰の煽りで
予算内で中々良い銘柄が入手し辛く
以前の訪問で購入したワインを混ぜての
会となりました。



◆ '19 サン・トーバン 1er Cru Mg ◆
[ 2024年3月 ショップにて購入 ]

このワイン会で何度か出している作り手ですが
今回は何時も購入しているお店で以下の銘柄を
入手してきました。

 ☆ブルゴーニュ(白) 1500ml
 ☆サン・トーバン 1er Cru 1500ml
 ☆ムルソー 1500ml

このサン・トーバンは特級モンラッシェのすぐ
裏手に位置する区画で非常に高い評価を得ている
ワインです。

コルクを開けた瞬間から香りが沸き出しており
いざ飲んでみると上品な香りと滑らかな口当たり
が心地よ良い、素晴らしいワインでした。
参加者一同が皆一様に唸っている様は
中々面白かったです。



◆ '15 シャサーニュ・モンラッシェ ◆
[ 2022年11月 ドメーヌ直売 ]

今まで何度か訪問してこの会にも度々ワインを
出している作り手ですが、
先月の試飲会訪問時に私のを見て直ぐに
声を掛けて貰った事がとても嬉しかったです。
(ワインをたくさん買っていたからかも…)

前日に同じ作り手の違う銘柄を2本飲んでいた
為かも知れませんが、味見をした段階で少し
コルク臭を感じたのでその旨を伝えての
サーブとなりました。

ほとんど気にならない程度の香りの為、
シャサーニュの上品なミネラルや作り手の特徴
であるスモーキーなニュアンスは十分に楽しめた
ので、私としてはほっと胸を撫で下ろしました。



◆ '19 コルトン・シャルルマーニュ ◆
[ 2022年11月 ドメーヌ直売 ]

2022年の訪問時にこの銘柄を飲んで
友人共々度肝を抜かされた事を鮮明に
覚えています。

先月新しいヴィンテージを購入したので
前に買った物を出させて貰いました。

当初冷やし目に出して開いていく様を楽しんで
貰おうかと考えていましたが、
その段階からグラスから香りが溢れ出しており
只ならぬ雰囲気を醸し出していました。

いざ温度が上がっていくと濃厚な香りと
ふくよかで複雑な味わいが堪らない
凄いワインへと変化していきました。

ここの作り手のシャサーニュとサントネイの
白ワインも抜群に美味しいので、
夏の白ワイン会が今から楽しみです。



◆ '18 シャンボール・ミュジニー 1er Cru ◆
[2022年11月 ドメーヌ直売]

ネット予約で訪問した作り手で、
数名の訪問客とドメーヌ内で試飲しました。
ワインを説明しているご主人の脇で
小さな男の子が遊んでもらおうとしきりに
服を引っ張っている様を遠目に見て、
少しやるせない気持ちになった事を
今でも覚えています…

ワインは開けた当初は閉じておりかなり硬く
感じましたが、少し時間が経つと花開いて
シャンボール特有のスミレの香りと
内向的なニュアンスを強く感じる
産地の特徴をよく表現した素晴らしい
ワインへと変化していきました。

まだ数本残っていますので時間をかけて
ゆっくり楽しんでみようと思います。



◆ '17 ニュイ・サン・ジョルジュ 1er Cru ◆
[ 2024年3月 リヨンにて購入 ]

2019年にリヨンを訪問した際に立ち寄った
お店で、ブルゴーニュワインが充実して
いたので今回も立ち寄ってみました。

日本好きなマダムが切り盛りしており、
前回訪問時に大変良くしてもらったため
お土産に日本酒とおツマミをプレゼントした
ところ、お返しとして某ドメーヌの印が入った
立派なオープナーを頂いてしまいました。

生産者から直接購入しているワインが大半で
このリモリケのワインもそうで、
後日試飲会で生産者に合った際にこのお店の
話をしてマダムがとても親切だったと伝えた
ところ非常に喜んでいました。

開けたワインは畑の位置からヴォーヌ・ロマネ
のニュアンスを想像していましたが、
土のニュアンスを若干感じる本来の
ニュイ・サン・ジョルジュに準じた味わいの
ワインでした。このスタイルは熟成すると
大化けするので、同時に買った2006と2009の
マグナムがどういった感じになるか
ちょっと楽しみです。



◆ '11' ヴォーヌ・ロマネ 1er Cru ◆
[ 2024年3月 ショップにて購入 ]

この会用にワインショップのご主人に選んで
貰ったワインです。
価格の高騰が激しいブルゴーニュですが
リリース当時の価格で残っていた物を
買わせて頂きました。

ヴォーヌ・ロマネ村にある小規模な作り手なので
今まで飲んだ経験が無い所でしたが、
ヴォーヌ・ロマネの特徴である繊細で出汁の様な
旨味を感じるワインで、今飲み頃を迎えており
選んで頂いたご主人に感謝します。



◆ '11' クロ・ド・ヴージョ ◆
[ 2013or2014年 ドメーヌ直売 ]

かなり前にドメーヌにて購入したワインです。
多分一万円程度だったと思いますが、
今では信じられない価格に時の流れを感じます…

もう一般者の訪問は受け入れてないそうなので
最後に手元に残った特級ワインとのお別れです。

期待を裏切らない素晴らしい味わいで、
ここまでかなり良い銘柄を飲んできましたが、
その上をゆく力強く重厚な香りと密度の
詰まった複雑な味わいはグランクリュの
名の通り至極の時間を与えて貰いました。

ここのワインは家族で訪問した際に買った
子供の誕生年のヴォーヌ・ロマネ 1er Cruが
まだ残っているのでそれを開ける日を
辛抱強く待ちたいと思います。



【 会を終えての感想 】

久し振りに現地購入会をしましたが、
やはりワインの品質が素晴らしく、
ブルゴーニュ好きとしては
また開催を思い描いています。

今回は隣の席で大学関係者と思われる
年配の方々と相席になる形でのワイン会
となりました。

会の終わり頃にお話しする機会が少しあり、
あちらは様々な産地のワインの違いを楽しむ
内容でワインを揃えているのに対して
産地限定で色々なワインを揃えている
そちらの会は凄いとのお褒めの言葉を頂き
少し照れ臭かったです…

ワイン会のスタイルは色々ありますが、
私から見ると健康的にワインを飲んでいる
ご年配の会も大変素晴らしいと思います。
私も20年後果してこの様にワイン会を続けて
いられるかちょっと自信がありません…


最近のブルゴーニュワインの高騰には
目を覆うばかりですが、今回の訪問で
まだ1~2年程度はブルゴーニュ会を
開催できるワインを確保しましたので、
ブルゴーニュ好きの方々に於かれましては
会の開催をご期待願います。

bottom of page