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1999DRCリシュブール会

2022年10月15日(土)

ビストロ「nous」

共同開催

白ワイン/泡
-2006-
ムルソー 1er Cru シャルム
【メゾン・ニコラ・ポテル】


-2009-
コルトン・シャルルマーニュ
グラン・クリュ
【 Dom トロ・ボー 】
現地購入品​
赤ワイン
-2003-
ニュイ・サン・ジョルジュ 1er Cru
【 メゾン・ニコラ・ポテル 】


-1999-
ヴォーヌ・ロマネ
1er Cru クロ・デ・レア
【 Dom ミッシェル・グロ 】
本人からプレゼント


-1995-
クロ・ド・ヴージョ
グラン・クリュ
【 Dom ミッシェル・ノエラ 】


-2002-
エシェゾー グラン・クリュ
キュヴェ・バロン・オークラ
【 Dom モンジャール・ミュニュレ 】
ホテルオークラ向け特別キュヴェ


-1999-
リシュブール
グラン・クリュ
【 D.R.C 】
サントリー正規品

◆会の感想◆

~久し振りのDRCはやはり凄かった~


2週間前の2002年ヴォギュエ会に続き
1999年DRCリシュブールを中心とした
プレミアムワイン会を開催しました。
(会費は通常会のx2.5倍程です)

メインのリシュブールはもちろんですが、
他のワインも中々入手出来ない
レアなワインを揃えました。

本人が作っていた頃のニコラ・ポテルの
ムルソー・シャルムはムルソーらしい
リッチな味わいに熟成によるカラメルの
甘い香りが加わり、まさに飲み頃の
美味しいワインとなっていました。

トロ・ボーのコルトン・シャルルマーニュ
ですが、
過去にドメーヌに訪問した際に日本向けには
2ケース程度しか出荷していないと
聞かされたレアなワインです。
幸運にも現地で2007と2009を購入できて
2015年頃に2007を飲んだら
まだ全然飲み頃ではなく
今回はそれから7年待って2009に​
​再挑戦しました。

結果は、大変ボリュームがある素晴らしい
ワインになっていましたが、
まだ少し硬さが残っており
このワインのポテンシャルに
改めて驚かされました。
グラスに注いでから3時間経過しても
全く味わいが衰えない凄いワインでした。

ニコラ・ポテルのN・S・ジョルジュ1erは
2003年の特徴である濃厚さが前面に
出ているワインで、
果実味もまだ枯れておらず
とても約20年以上前のワインとは
思えない代物でした。

クロ・デ・レアはドメーヌ訪問時に
本人から直接頂いたサイン入りの
貴重なボトルです。
味わいは丁度今がピークと思われ、
ヴォーヌ・ロマネの特徴である
エレガントな香りと味わいが
とても​心地良いワインでした。

1995年クロ・ド・ヴージョは
見事な古酒の味わいになっていましたが、
経験上この手のワインは味が直ぐに変化し
最終的には酸っぱくなってしまう事を
知っていましたので、
一番先に飲み切るように
​アドバイスさせて頂きました。

インポータの誤配送により入手できた
ホテルオークラ用のエシェゾーも
これが最後の1本となり、
いよいよお別れの時が来てしまいました。
味わいは以前に比べて大分穏やかに
なっていましたが、古酒までとはいかずに
絶妙な熟成具合で
こちらも大変美味しかったです。

1999リシュブールですが、
確か某有名ワイン漫画の第一話冒頭に
登場したと記憶しています。

花畑の様なフローラルな香り満載と
表現されていましたが、
今回開けたボトルもその雰囲気をまだ十分に
残していました。
口に含んだ瞬間に明らかにそれまでの
ワインと違う絶妙な香りと味わいを
感じたので、
ああ、やっぱりDRCはこうなのだと
1人感慨に浸ってしまいました。

今回の会は最後のリシュブールが
全て持って行ってしまった感があり、
DRCはやっぱり凄いワインを造るなと
改めて感心しました。

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