名前のないワイン会
~このワインを受け入れ共に飲もう名前のないワイン会で~
2022/07/01 開設

白ワイン/泡
-2006-
ムルソー 1er Cru シャルム
【メゾン・ニコラ・ポテル】
-2009-
コルトン・シャルルマーニュ
グラン・クリュ
【 Dom トロ・ボー 】
現地購入品
赤ワイン
-2003-
ニュイ・サン・ジョルジュ 1er Cru
【 メゾン・ニコラ・ポテル 】
-1999-
ヴォーヌ・ロマネ
1er Cru クロ・デ・レア
【 Dom ミッシェル・グロ 】
本人からプレゼント
-1995-
クロ・ド・ヴージョ
グラン・クリュ
【 Dom ミッシェル・ノエラ 】
-2002-
エシェゾー グラン・クリュ
キュヴェ・バロン・オークラ
【 Dom モンジャール・ミュニュレ 】
ホテルオークラ向け特別キュヴェ
-1999-
リシュブール
グラン・クリュ
【 D.R.C 】
サントリー正規品
◆会の感想◆
~久し振りのDRCはやはり凄かった~
2週間前の2002年ヴォギュエ会に続き
1999年DRCリシュブールを中心とした
プレミアムワイン会を開催しました。
(会費は通常会のx2.5倍程です)
メインのリシュブールはもちろんですが、
他のワインも中々入手出来ない
レアなワインを揃えました。
本人が作っていた頃のニコラ・ポテルの
ムルソー・シャルムはムルソーらしい
リッチな味わいに熟成によるカラメルの
甘い香りが加わり、まさに飲み頃の
美味しいワインとなっていました。
トロ・ボーのコルトン・シャルルマーニュ
ですが、
過去にドメーヌに訪問した際に日本向けには
2ケース程度しか出荷していないと
聞かされたレアなワインです。
幸運にも現地で2007と2009を購入できて
2015年頃に2007を飲んだら
まだ全然飲み頃ではなく
今回はそれから7年待って2009に
再挑戦しました。
結果は、大変ボリュームがある素晴らしい
ワインになっていましたが、
まだ少し硬さが残っており
このワインのポテンシャルに
改めて驚かされました。
グラスに注いでから3時間経過しても
全く味わいが衰えない凄いワインでした。
ニコラ・ポテルのN・S・ジョルジュ1erは
2003年の特徴である濃厚さが前面に
出ているワインで、
果実味もまだ枯れておらず
とても約20年以上前のワインとは
思えない代物でした。
クロ・デ・レアはドメーヌ訪問時に
本人から直接頂いたサイン入りの
貴重なボトルです。
味わいは丁度今がピークと思われ、
ヴォーヌ・ロマネの特徴である
エレガントな香りと味わいが
とても心地良いワインでした。
1995年クロ・ド・ヴージョは
見事な古酒の味わいになっていましたが、
経験上この手のワインは味が直ぐに変化し
最終的には酸っぱくなってしまう事を
知っていましたので、
一番先に飲み切るように
アドバイスさせて頂きました。
インポータの誤配送により入手できた
ホテルオークラ用のエシェゾーも
これが最後の1本となり、
いよいよお別れの時が来てしまいました。
味わいは以前に比べて大分穏やかに
なっていましたが、古酒までとはいかずに
絶妙な熟成具合で
こちらも大変美味しかったです。
1999リシュブールですが、
確か某有名ワイン漫画の第一話冒頭に
登場したと記憶しています。
花畑の様なフローラルな香り満載と
表現されていましたが、
今回開けたボトルもその雰囲気をまだ十分に
残していました。
口に含んだ瞬間に明らかにそれまでの
ワインと違う絶妙な香りと味わいを
感じたので、
ああ、やっぱりDRCはこうなのだと
1人感慨に浸ってしまいました。
今回の会は最後のリシュブールが
全て持って行ってしまった感があり、
DRCはやっぱり凄いワインを造るなと
改めて感心しました。