来年の3月にブルゴーニュ訪問を計画して
いますが、参加を検討されている方々に
内容を説明する場を持ちたいと考えて
説明会を兼ねたワイン会を開催しました。

ワインは夏の盛りなので比較的軽目の白を
中心として中庸な赤を少し用意し
いざ会に挑みました。



◇ '23 オート・コート・ド・ボーヌ ◇

昨年秋にドメーヌで直接購入したワインで、
今年3月の白ワイン会でも大好評だった
銘柄です。

力強い香りと厚みのあるしっかりとした
味わいは相変わらず健在で、この日も
あっという間に空いてしまいました。

次回訪問時にまた購入したいワインです。



◇ '19 ベルナン・ヴェルジュレス 1er Cru ◇

つい最近赤白セットでかなりお得な値段で
落札したワインです。

少し過熟気味で明けた当初は独特の熟成香が
しましたが、少し経つと香りは消えて
まったりとした味わいが余韻に残る美味しい
ワインに変化しました。

状態を危惧していましたが結果的には
美味しく飲めたので内心ほっとしました(笑)



◇ '12 サヴィニー・レ・ボーヌ ◇

これもつい最近入手した物です。
あまり知られていませんが、実はサヴィニーは
白がとても良い産地で見つけたら即買いを
お勧めします。

状態がとても良く10年越えの白ワインとは
思えないフレッシュさと、舌に浸み込んでくる
優しくも上品な味わいが何とも堪らない
非常に美味しいワインでした。

やはりサヴィニー白は要チェックです!



◆ '17 ペルナン・ヴェルジュレス 1er Cru ◆

赤白セットのもう1方のワインです。

スミレの香りと少し鉄分を感じる味わいが
産地の特徴を良く表しており、
軽く冷やした口当たりと相まって
暑い時期にも関わらず美味しく飲める
良いワインでした。

1er Cru の赤白セットで4千円はやはり
お買い得でした(喜)



◆ '17 ボーヌ 1er Cru ベリッサン ◆

これもつい最近入手した物です。

初めて見る造り手でしたがタストヴァンの
称号を貰ったワインなので美味しい事を
確信して購入しました。

ボーヌらしいしっかりとした厚みのある
味わいながらも濃過ぎず上品さも感じる
ミディアムな味わいが鮎のコンフィと
相まって大変美味しく飲ませて
貰いました。



◇ '14 キスラー トレントン・ロードハウス ◇

キスラーを美味しく飲める限度は10年程度だと
経験的に知っているので、そろそろ飲もうかと
今回リストに加えました。

圧倒的なボリューム感を持った味わいは
未だ健在でしたが、やはり10年の歳月を経て
やや落ち着きのある飲み口に変化している
ことが感じられたので、空けるには丁度良い
頃合いだった様です。

この銘柄は現在4万円オーバーの値段に
なってしまったので(涙)、残っている2020は
大切に飲もうかと思います…



◆ '16 ボーヌ 1er Cru トゥーロン ◆

18時に会を始めましたが21時を過ぎても
会の盛り上がりがまだ続いていたので
料理を1品追加してお店に預けていた
このワインを開けてしまいました。

ほぼ室温に近い温度で飲みましたか、
ぼやけた印象は無くボーヌらしい
骨格のしっかりとした味わいと
熟成に依るしなやかさを感じる舌触りが
絶妙な大変美味しいワインでした。

ルイ・ジャドのドメーヌ物は
やはり出来が違うと感じる1本でした。



【 会を終えての感想 】

いつもの会のスピンオフ的な会でしたが
6名という少人数も相まっていつも以上に
会話が盛り上がり予想以上に楽しい会と
なりました。

毎月この会場でワイン会を開催して欲しい
という要望も上がりましたので、
機会がありましたらまた企画させて貰います。

今回も大変美味しいコース料理を特別に
用意して頂いたワインバーのご主人には
この場を借りて再度お礼申し上げます。

今回都合が合わず参加出来なかった
現地訪問を検討されている方には
説明試料を後日送りますので
よろしければ内容を見てご検討願います。