名前のないワイン会
~このワインを受け入れ共に飲もう名前のないワイン会で~
2022/07/01 開設

白ワイン/泡
-NV-
ドミニク・フルール
キュヴェ・デュ・ペール・イポリト
ブラント・ノワール・ブリュット
【 ドミニク・フルール 】
[ シャンパーニュ ]
-2010-
スパークリング「アイ」
【 小布施ワイナリー 】
[ 長 野 / 小布施 ]
-2024-
シャルドネ サン・スフル
【 北海道スペースワイナリー 】
[ 北海道 / 余 市 ]
-2023-
マザーシップ
シュナン・ブラン
【 ステレンラスト 】
[ 南アフリカ / ステレンボッシュ ]
-2017-
フランスハイマー
ローゼンビュール
ベーレンアウスレーゼ
【 フェルディナンド・ピーロート 】
[ ドイツ / ファルツ ]
赤ワイン
-2019-
ドメーヌ・エデン
ピノ・ノワール
【 ドメーヌ・エデン 】
[ 米 国 / カリフォルニア ]
-2018-
イランシー
【 ヴァンサン・ドーヴィサ 】
[ ブルゴーニュ / シャブリ ]
-2016-
F-シリーズ
ピノ・ノワール
【 フラミンガム・ワインズ 】
[ ニュージーランド ]
[ マールボロー ]
-2014-
リッジ
メルロー・エステート
【 リッジ・ヴィンヤード 】
[ 米 国 / カリフォルニア ]
-1995-
シャトー・デュラック
1500ml
【 シャトー・デュラック 】
[ ボルドー / サンジュリアン ]
◆会の感想◆
~思わぬ傷口が開きました…~
毎年恒例となっている持ち寄りワイン会も
今回で4回目の開催となりました。
持ち寄るワインも皆さんコツを掴んだ様で
普段ワイン会で飲まない珍しい銘柄が集まり
最早この会は私にとって新年の楽しみの
1つになっています。
会場のレストランはこのご時世にも関わらず
4年前と同じ価格で持ち込みOKのコースを
提供されているので頭が下がります。
寒い冬の夕暮れに急斜面の行人坂を下り
見知らぬワインとの出会いに胸躍らせて
いざ会に臨みました。
◇ NV ドミニク・フルール ◇
樹齢50年超のピノ・ノワール100%で作られる
特別な銘柄で生産量は年僅か1200本だそうです。
力強い泡立ちとブラン・ド・ノワールらしい
厚みのある味わいがとても美味しく
最初の乾杯には申し分のないワインでした。
◇ '24 シャルドネ サン・スフル ◇
グラスの都合で2本目は北海道訪問時に
現地購入されたこちらのワインになりました。
亜硫酸塩無添加のワインなのでBIO系の
味わいを予想していましたが優しく口に
馴染んでくる味わいはまさにBIOで
国産でもこの様な美味しいBIOワインが
ある事に正直驚かされました。
今まさに飲み頃なフレッシュなワインなので
機会があれば個人的に購入してみたい1本です。
◇ '10 スパークリング「アイ」◇
ワイナリーで10年寝かせたの後に出荷される
国産の熟成スパークリングです。
実は生産者の小布施ワイナリーとはちょっと
した因縁があり、20年程前に現地を訪れて
ワイナリーの試飲コーナーでワインを飲んだ
際にかなり前に抜栓したボトルだった様で
ワインがひどく酸化した状態だったため
「このワイン酸化して味わいが落ちてますね」
と指摘したところ目の前に置いてあった
試飲のボトルを全て下げられてしまい
「お客さんに飲ませるワインはありません」と
言われてしまいました…
私の前に試飲していた奥様方は
「美味しい、美味しい」と飲んでいたので
ワインスノッブがいい加減なクレームを
言ってきたと不快に感じてその様な態度を
取ったのかなと推測しましたが、当時の自分は
既にワインを飲み始めて10年程度経過しており
数年前には某協会のエキスパートの資格も
取っていたので、的外れな指摘をしたとは
思えずスタッフの態度に呆れてしまい
黙ってお店を後にした事を覚えています。
今振り返ると国産ワインにいまいち
手が伸びないのはこの時の経験があった
からかもしれません……
思わぬ古傷を思い出してしまいましたが、
過去の遺恨を差し引いて感想を述べると、
酸化熟成したニュアンスとスモーキーな
香りを強く感じる様は「スコッチの香り?」
「ハイボール?」という言葉があちこちで
囁かれ私もその感想に同意しました。
持ってこられた方の名誉のために補足しますと
2本購入しておりすぐに飲んだものは違った
感じで美味しく飲めたとの事でした。
どうやらこのワイナリーと私との相性は
相変わらずな様で、皆さんを巻き込んでしまい
申し訳なく思った事はその場ではあえて
口にしませんでした。
◇ '23 マザーシップ シュナン・ブラン ◇
12月に南アに行かれた方がおススメの
シュナン・ブランとして持ってこられた
ワインです。
シュナン・ブランはどちらかというと
私は苦手な品種でしたがこの銘柄は
白い花の上品な香りとフレッシュな
味わいがとても美味しく、私が過去に
飲んだシュナン・ブランの中でも
ベストワンになるワインでした。
美味しかったので何処かのワイン会で
出してみようかと考えています。
◆ '19ドメーヌ・エデン ピノ・ノワール◆
11月に台湾を訪れた際に台北の専門店で
私が購入したワインです。
国内ではあまり見ないラベルだったので
興味本位で購入しましたが、味わいは
カリピノの様な華やかさはあまり無く
しっとりとした赤い果実のニュアンスを感じる
優しく落ち着いたピノ・ノワールでした。
ピノ・ノワールは3本出ましたが
私のベストは手前味噌ながらこのワインでした。
◆ '18 イランシー◆
シャブリ2台巨頭の一人ドーヴィサが造る
ピノ・ノワールのワインです。
グラスに注いだ瞬間にその色調の濃さに
驚かされましたが、味わいは見た目程の
濃厚さは無く中庸程度でやや引き締まった
感のある美味しいワインでした。
一般的なピノ・ノワールとは違う
独特な印象でブラインドで出されたら
答えに迷うワインだと思います。
冷涼なシャブリでこの様な色調のワインを
造ってしまうドーヴィサの手腕には
感心してしまいます。
ちなみに3月の現地訪問では
シャブリでの試飲会に参加予定です。
◆ '16 F-シリーズ ピノ・ノワール◆
スクリューキャップのワインがどの様に変化
するか確かめるために10年保管していた
ワインだそうです。
飲んだ感想としては普通のピノ・ノワールの
味わいで特に熟成したニュアンスは無く
かと言ってフレッシュでも無く
ちょっと判断に迷うワインでした。
2年前のニューワールド・ピノ会に出した
2000年前半のコルク栓のピノ・ノワールは
かなり美味しく熟成していたので、
ニュージー・ランドのピノ・ノワールの
熟成ポテンシャルは十分にあると
私は理解しています。
◆ '14 リッジ メルロー・エステート◆
昨年3月のカリフォルニア試飲会に
リッジの輸入元が出店しており
おなじみのジンファンデルを始め
たくさんの銘柄を試飲して
大満足した事をよく覚えています。
自社畑のブドウから作られるこの銘柄は
ミントやバナナチップなどの複雑な香りと
濃厚な味わいがバランスよく融合した
とても完成度の高いワインで、
皆さん一様に美味しいと言いながら
飲まれていました。
パーカーワインを連想する味わいでしたが
私もこのワインの味わいには文句の付け様が
無く、久しぶりに美味しいメルローを
飲ませて貰いました。
◆ '95 シャトー・デュラック ◆
参加者の持ってきたワインの金額調整の
ために私が用意したワインです。
昨年ネットオークションで落した物で
ボルドーマグナム会用に持っていました。
ひとつ前の濃厚なメルローとは打って変わって
角のない丸みを帯びた味わいながらも
古酒の枯れたニュアンスは無く
優しく口に馴染んでくる美味しいワインで
ボルドーの熟成ポテンシャル感じる
マグナムでした。
◆ '17 フランスハイマー・ローゼンビュール ◆
締めはドイツの甘口ワインになる
ベーレンアウスレーゼでした。
酸味と果実由来の濃厚な甘さが口の中で交わる
極上な味わいは塩味の強いチーズとの相性が抜群で
最期の締めには申し分のないワインでした。
【 会を終えての感想 】
18時に始まり23時に終わりましたが
時間経過を忘れるほどの楽しい会で
来年もまた企画したいと思います。
今回は国内ワイナリーとの間に生じた
古傷が思わぬ形で口を開きましたが
同様の経験はブルゴーニュの
ドメーヌ試飲でも何度かあり
指摘したところ直ぐに新しい瓶を
開けてくれたり、申し訳ないと言い
バレルテースティングさせてくれた
作り手もいましたので
やはりあの対応は今でも
納得はできないかなと思っています
つまらない話でお茶を濁してしまいましたが
私は皆さんと楽しく美味しいワインを飲みたい
というコンセプトで会を運営していますので
何か至らない点がありましたら改善しますので
遠慮なく申し出て下さい。
来週は急遽決まりましたボルドー古酒会ですが
まだ1名空いていますのでご興味のある方は
フィクサーのW氏へお問い合わせ願います。
今年もよろしくお願い致します。