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'2026
ブルゴーニュマグナム会

2026年05月09日(土)

ビストロ「キフキフ」

共同開催

白ワイン/泡

-2018-
シャブリ
サン・マルタン
1500ml
【 Domaine Laroche 】


-2020-
オーセイ・デュレス
1500ml
【 Pierre Boisson 】


-1996-
サン・トーバン 1er Cru
1500ml
【 GILLES BOUTON & FILS 】
現地購入


-1996-
ムルソー
1er Cru ペリエール
1500ml
【 Joseph Drouhin 】

赤ワイン

-2020-
モレ・サン・ドニ
1er Cru レ・リュショ
1500ml
【 REMI JESNNIARD 】


-2012-
シャルム・シャンベルタン
Grand Cru
1500ml
【 GEANTET PANSIOT 】


-1988-
ヴォーヌ・ロマネ
1500ml
【 GUY GIRARDIN 】

◆会の感想◆

~ 面白い比較が出来ました ~

5月のこの時期は連休に合わせて
沢山の方が集まれるため
ここ数年はマグナム会を
開催しています。

毎回好評なのですが、
昨今のブルゴーニュワイン高騰の
影響を受けての価格上昇と
日本市場に流れてくる流通量の
減少によりワインを揃えるのに
苦労しています。

今年3月の現地訪問で3ケース程
マグナムを買ってきましたが
年代が若く飲み頃になるまでは
もう数年必要ではと考えており
それまでは手持ちの物と
ネットオークションで出てくる
掘り出し物で何とか凌ごうかと
考えています。

ワインを揃える環境が年々厳しく
なっていますが、
品質が安定して熟成に耐える
マグナムワインの美味しさを
皆さんに味わって貰うために
今年もこの時期にマグナム会を
開催しました。



◇ '18 シャブリ ◇

3年前にネットオークションで入手し
セラーの肥やしになっていた物です。
そろそろ飲み頃ではと思いリストに
加えました。

シャブリ特有のミネラルを感じつつも
柑橘系の様なフレッシュな酸もあり
上品にまとまった良いワインで
最初の1本にベストでした。

現地で飲んだ目の覚めるような
シャブリの素晴らしい味わいを
再現するために買ってきた
マグナム2本をいつ開けるか
悩ましいところです。



◇ '20 オーセイ・デュレス ◇

昨年末にネットオークションで
入手した物です。

マイナーな産地なのであまり
目にする機会はありませんが
ムルソーのすぐ隣なので白ワインの
隠れた名産地となっています。

最初はこのワインを1本目にしようかと
考えていましたがシャブリと比較して
味わいが強いため2番手での登場と
なりました。

ややスモーキーな香りと硬めのミネラルを
感じる味わいでしたが時間経過と共に
開いてきて香り豊かで濃厚な白ワインに
変化していきました。

ネットショップで入手可能なので
追加購入を検討しています。



◇ '96 サン・トーバン 1er Cru ◇

お馴染みのジルブートンのマグナムですが
3月の訪問で30年前のヴィンテージを
馴染みの古酒専門店で発見して
即買いした1本です。

この作り手の古酒は飲んだ事が無いので
私にとってはこの会で一番楽しみにしていた
ワインです。

コルクの状態も良好で、いざ飲んでみると
程良く熟成してまろやかになった口当たりと
深みのある味わいに
「やはりこの作り手は古酒も美味しんだ」と
1人感動していました。

古酒というイメージはほぼ感じす
美味しく熟成した白ワインといった
ニュアンスが強かったかと思います。

手元にある2024年の同じマグナムも
今から飲むのが楽しみです。



◇ '96 ムルソー 1er Cru ペリエール ◇

昨年ネットオークションで入手したワインです。
一つ前のワインと同じ年のため比較用に
今回リストに入れました。

若干コンデションに不安がありましたが
いざスクリューを入れると何とコルクが
そのまま瓶の中に落下してしまいました…

グラスに注いで飲んでみると、
褐色になった色合いと酸化熟成したニュアンスは
まさに「古酒」といった感じで
締めに飲むドライシェリーの様でした。

30年間現地で眠っていた物と
30年間旅をしていた物の差を
この様な形で如実に感じることが出来たので
とても面白く勉強になりました。
これだからマグナム会は止められません(笑)



◆ '20 モレ・サン・ドニ 1er Cru◆

2年前の訪問時にリヨンのお気に入りの
ワインショップで購入した物です。

まだ早いかと思いましたが
3月の訪問で同じ作り手の別のモレ1erの
マグナムを買ったので今回思い切って
出してみました。

モレ特有の濃い色調と厚みのある味わいに
やや甘みを感じる果実味が良く馴染んでいて
とても美味しかったです。

この作り手は現地試飲会のジュヴレ会場で
会っており、どのワインもとても良かったので
出来れば次回訪問したいです。



◆ '12 シャルム・シャンベルタン◆
◆ Grand Cru ◆

今年の始めにネットオークションにて
お手頃価格で手に入れた物です。

このワインを入手できた事で
マグナム会を開く条件が整い開催に至った
と言っても過言ではありません。

14年の熟成期間を経た状態の良い
グラン・クリュのマグナムが美味しいくない
訳は無く、グラスに注いだ瞬間から辺りに
芳香が立ち上るほどで、口にしてみると
凝縮感、味わいの深さと複雑さ、香しい余韻と
正に非の打ちどころのない美味しさでした。

悲しいことに現行のヴィンテージで
このクラスのマグナムを買おうとすると
軽く10万円を超えてしまうので
この様なワインをいつまで用意できるかと
頭を抱えている次第です…



◆ '88 ヴォーヌ・ロマネ ◆

3月の現地訪問で新しく発見した
古酒専門店で購入した物です。

同じ作り手と年で価格も一緒の
ニュイ・サン・ジョルジュもありましたが
ここはやはりヴォーヌ・ロマネを選びました。

滓があるためデキャンタが必要でしたが、
お店の物はマグナムの量が入らないので
自宅から2L入る物を用意して対応しました。

褐色の色調は正に古酒でしたが
こちらも枯れた感じはは無く、熟成による
複雑な香りと舌に浸み込む上品な味わいが
とても良かった美味しいワインでした。

やはり現地購入の古酒、特に大型ボトルの
品質には毎度の事ながら驚かされます。




【 会を終えての感想 】

今回は直前で1名欠員が出てしまいましたので
赤を1本減らしての会となりましたが、
マグナムボトルの美味しさに皆さん満足して
貰えたようで安堵しています。

特に1996年の現地購入品と国内流通品の差は
ここまで違うのかと言うほどで、
ダメージワインと古酒の線引きを
新たに引き直す契機となりそうです。

今回もいつも以上に多くの方に集まって頂き
感謝申し上げます。

今月はまたイタリアマグナム会を開催しますので
そちらに参加予定の方はご期待願います。


-Fin-

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