名前のないワイン会
~このワインを受け入れ共に飲もう名前のないワイン会で~
2022/07/01 開設

白ワイン/泡
-2006-
ダミアン・ウーゴ
エクストラ・ブリュット ミレジム
【 ダミアン・ウーゴ 】
-2005-
クラウディー・ベイ
ペロリュス・ヴィンテージ
1500ml
【 クラウディーベイ・ヴィンヤード 】
生産者直接購入
-2004-
アルテンベルク・ド・ベルグハイム
Grand Cru
【 マルセル・ダイス 】
赤ワイン
-2019-
ラ・キュヴェ・デュ・シャ
ヴァン・ド・フランス 1500ml
【 ジャン・クロード・シャヌデ 】
- 1984-
シャトー・カルボーニュ
【 Ch.カルボーニュ 】
-1989-
ヴォルネイ・サントノ 1er Cru
【 ロベール・アンポー 】
< 追 加 >
-1990-
ブルゴーニュ(赤) 1500ml
【 シャルル・ノエラ 】
◆会の感想◆
~新しい会が企画されました~
昨年好評だった持ち寄りワイン会を
今年も同じ会場で開催しました。
直前でインフルやコロナで参加者が
減ってしまいどうなる事かと心配しましたが、
いざ開催してみると昨年にも負けない位の
面白い会となりました。
◆ '06 ダミアン・ウーゴ ◆
1本目は2006年のヴィンテージシャンパンから
始めましたが、かなり熟成が進んでおり
少し高めの温度と大ぶりなグラスで
提供して熟成した白ワインの
ニュアンスで楽しませて貰いました。
◆ '05 クラウディー・ベイ ◆
2本目は生産者直売/限定品マグナムの
ニュージーランド産スパークリングで
ソーヴィニオン・ブランのイメージで
飲んでみたところ熟成シャンパーニュの
味わいを感じたため、裏ラベルを読むと
シャルドネとピノ・ノワールから作られた
シャンパーニュスタイルであることが
判明し、思わず納得してしまいました。
こちらも大ぶりなブルゴーニュグラスで
香りと味わいを楽しみましたが、
6名で飲んだためかなり飲み応えのある
ワインとなりました。
◆ '19 ラ・キュヴェ・デュ・シャ ◆
3本目はとあるワインショップで
ラベルに魅かれて買ってしまったワインで
ランク的にはVin de Franceのカテゴリー
ですが、中身はAOC規定を無視して作った
ボージョレ地区のガメイ種のワインです。
フレッシュな味わいとビオを少し感じさせる
雰囲気を持っていましたが素直に美味しく
飲めるワインとして楽しませて貰いました。
◆ '84 Ch.カルボーニュ ◆
4本目は個人的に一番気になっていたワインで、
魔の1984年のワインをまさかこの年になって
飲む事になるとは思いませんでした。
1990年代の後半にフランスの産地に行き始めた
当時、1984のワインがかなり安価で買えたため
色々と飲んでみましたが、産地に関わらず全て
終わったワインだったため以降は呪われた年と
して私的には封印されたヴィンテージになって
いました。
コルクは劣化がかなり進んでいましたが
何とか空けることに成功、
少量を試飲グラスに注いで幾らかの勇気と
共に口に含んでみると……
結果的にはギリギリ飲めるかなり線の細い
古酒である事が判明し安堵させて貰いました。
保管状態が良かったのか不作のカベルネを
減らしメルローを多くしたためかは分かりま
せんが、1984のワインがまだ飲める事に
少なからず驚きを感じました。
◆ '89 ヴォルネイ・サントノ ◆
5本目は優良年1989のムルソー地区にある
例外的なワインのヴォルネイ・サントノを
開けました。
こちらはまだ酸がしっかりと残った
味わいのある古酒だったため
美味しく飲ませて貰いました。
私が提供した銘柄でしたが、味わう迄は
多少不安がありましたので安堵しています。
◆ '90 ブルゴーニュ(赤) ◆
本来ならここでデザートワインとして
マルセル・ダイスを空ける予定でしたが
料理がまだ終わっていなかったため
欠員分として除外していたワインを
開けてしまいました…
6本目は超優良年の1990ブルゴーニュ(赤)で
マグナムだったためなのか丁度良い
飲み頃になっており、
スケール感は小さかったですが、
熟成したワインとして美味しく頂きました。
◆ '04 アルテンベルク・ド・ベルグハイム ◆
7本目はマルセル・ダイスのアルザス(白)で
甘さは控えめでしたが、複雑な味わいと香り
をチーズと共に楽しませて貰いました。
【 会を終えての感想 】
今回は1984のワインの話から飲む事が怖い
ワインの話題で盛り上がり、
近い将来「やばいワイン会(仮)」を
開催しようと話が広がってしまいました…
折角の機会なので、
「やばいワイン会(仮)」の企画、
進めてみようかと思います。
私的には
「特級呪物ワイン会」と命名したい
気分です。
ああっ、怖い……
<2024/07/21追記>
ヤバいワイン会はこの年の7月に
無事開催されました(笑)
まさか会の途中に悲鳴が出るような
恐ろしい会になるとは
この時は思いもしませんでした…
ただ、思いの他勉強にもなる会だったので
開催に関しては特に後悔はありません。