名前のないワイン会
~このワインを受け入れ共に飲もう名前のないワイン会で~
2022/07/01 開設

白ワイン/泡
-2017-
サン・トーバン 1er Cru
アン・モンソー
【 Dom マルク・コラン 】
フランス/ブルゴーニュ
-2015-
フライ・ギガンテ
【 ピコ島ワイン共同組合 】
ポルトガル/ピコ島
-2017-
アンジェロールム
レチョート・クラッシコ
【 マァジ・アグリコーラ 】
イタリア/ヴェネト
-2008-
クラッハー
トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ
【 クラッハー 】
オーストリア
赤ワイン
-2016-
ヨルダン・リバー レゼルバ
ピノ・ノワール
【 HADDAD ESTATES & VINEYARDS 】
ヨルダン
-2015-
レ・ペルゴーレ・トルテ
【 モンテヴェルティーネ 】
イタリア/トスカーナ
-2012-
メスマー シュペートブルグンダー
トロッケン シュロスガルデン
【 ヴァイングート・メスマー 】
ドイル/ファルツ
-1970-
トンドニア・ティント・レゼルバ
【 トンドニア 】
スペイン/リオハ
-1969-
シャトー・ポンテカネ
【 ネゴシアン元詰め 】
フランス/ボルドー
◆会の感想◆
~予想以上の大成功でした~
各自が飲みたいワインを持ってくる
というコンセプトで
ワイン会を開催しました。
こういった会はワインリストのバランスが
取りづらく、ちぐはぐな内容になってしまい
あまり良い会にならなかった経験が
過去に何度かありましたので
少し心配していましたが、
いざワインを味わってみると
流石ワインを飲み慣れている
皆さんが選んだ物だけあって、
予想以上に満足できる会と
なりました。
現地購入したサン・トーバン1erは
開けた直後から素晴らしい味わいで
時間経過とともにより複雑味を増し
最後の一滴まで美味しく頂けました。
ポルトガルのピコ島の白ワインですが
何と現地購入のハンドキャリー品だそうで
その行動力に頭が下がります。
ワインのボディはあまり強くありません
でしたが、時間と共に様々な味わいに
変化しとても美味しかったです。
ヨルダンのピノ・ノワールですが、
その色の濃さに皆一様に驚きました。
味わいは私は南仏のピノ・ノワール
に近いと感じましたが、
とてもしっかりとした味わいで
途中からミントの香りも出だしたので
思わずカベルネを飲んでいると錯覚して
しまいそうになりました。
こちらも現地で購入した物だそうです。
トスカーナのサジョベーゼですが、
流石スーパートスカンと言った感じで、
上質のブルネロを飲んでる様で
美味しく楽しませて頂きました。
ドイツのシュペートブルグンダーも
大変素晴らしく、大半がブルゴーニュを
飲み慣れている参加者にも大好評でした。
昨今のブルゴーニュ高騰とドイツの
ピノ・ノワールの品質向上を考えると
ドイツのピノ・ノワールの黄金時代が
もうそこまで来ているのかもしれません。
思わずまた現地を訪問したくなりました。
私が提供したリオハの古酒は
ちょっと心配でしたがワックスシールの
お陰か状態は極めて良く、
口の中で様々な味わいに変化する
上質な古酒となっていました。
ボルドーのネゴシアン(クリューズ)元詰めの
Ch.ポンテカネですが、
色々といわく付きのワイなため、
提供者は少し心配していましたが、
こちらも非常に素晴らしい古酒に
熟成しており満足のゆく1本でした。
ヴァルポリチェッラの甘口(赤)と
クラッハーのTBAも食後のチーズと
デザートにマッチして
とても美味しかったです。
普段の会はブルゴーニュのワインが
中心ですが、たまにはこうやって
別のワインを飲んでみるのも
良い刺激となりますので、
来年もまた開催しようかと
密かに思っています。
余談ですが初めての会場なので
ワインサーブがどうなるか分からず
念のために道具を用意してきたのですが
結果私が行う事になりましたので、
準備してきて良かったと
心の中で胸を撫で下ろしました(笑)