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年末古酒の会

2023年12月30日(土)

ワインバー「un petit peu」

管理者個人の会

白ワイン/泡

-2019-
ヴィレ・クレッセ チュリセ
【 ドメーヌ・アンドレ・ボノム 】

-2000-
シャブリ 1500ml
【 ジョセフ・ドルーアン 】

☆追加☆
-2019-
シャサーニュ・モンラッシェ
Ch.シャサーニュ・モンラッシェ
【 ドメーヌ・バデ・ミミュール 】
ドメーヌ直売品
赤ワイン

-2012-
カレラ・ミルズ ピノ・ノワール
【 カレラ・ワインカンパニー 】

-1993-
シャトー・カントナック・ブラウン
ボルドー / AOCマルゴー
    
-1985-
シャトー・ディクリュ・ボーカイユ
ボルドー / AOCサンジュリアン  

-1970-
シャトー・コス・ラボリ
ボルドー / AOCサンテステフ

-1962-
シャトー・ル・ガルドゥラ
AOCボルドー・シューペリュール

◆会の感想◆

~古酒の美味しさを堪能~

今年最後のワイン会は豪華にボルドーの
'90,'80,'70,'60年代古酒を味わう
会となりました。

前日に都内のワイン会で2000年代の
ボルドーを色々飲んでいましたが、
やはりボルドーの神髄は古酒にありと
思わせる会となりました。


白の1本目は今年色々な会で飲んだ
アンドレ・ボノムのヴィレ・クレッセ
でしたが、安定した美味しさで
楽しませてくれました。
750mlの通常ボトルは初めてでしたが
そのためか飲み慣れたヴィンテージにも
関わらす少し熟成したニュアンスを
受けました。


白の2本目はちょっと不安な
2000年シャブリ1500mlでしたが、
味見をした段階で熟成に由来する
少し不快な香りがしたため、
冷やし目にした方が良いと感じ、
飲む順番を一番最後にしました。
この判断が良かったのか、
口当たりががまろやかな美味しい
古酒として飲む事が出来ました。
このワインが一番心配だっただけに
少し安堵しました…


赤の1本目は少し毛色を変えて
カリフォルニアのカレラ・ミルズを
当ててみました。
少し甘みを感じる上品なピノ・ノワールで
最初の1本目としては申し分のない
ワインでしたが、
会の終わり頃に瓶に少し残ったものを
某女氏とこっそり飲んでみたところ
口に浸み込むような絶妙な味わいに
変化しており驚かされました。
こっそり飲んですいません…


赤の2本目はマルゴー地区の
1993カントナック・ブラウンでしたが、
30年経過したワインとは思えない様な
若々しい味わいで少し驚きました。
時間経過とともに優しくまろやかな
味わいに変化しマルゴーらしさを
十二分に発揮していました。


赤の2本目の1985デュクリュ・ボーカイユは
五大シャトーに次ぐスーパーセカンド
として扱われていますが、
その名に恥じぬ重厚で厚みのある味わいに
思わず圧倒されそうでした。
この段階ではこのワインが一番美味しい
ワインではないかと感じていました…


赤の3本目の1970コス・ラボリは
熟成のピークに達していると思われ、
角の無い丸みを帯びた味わいは、
それまでのワインとは全く異なり、
優しい口当たりの次に熟成に由来した
複雑な味と香りが花開く素晴らしい
ワインになっていました。
こういった古酒を久し振りに飲んだため
その美味しさに思わず目にうっすらと
涙が滲んできた事は内緒にしておきます…
間違いなく本日一番のワインでした。


赤の4本目の1962Ch.ル・ガルドゥラは
通常ランクのボルドーワインであるにも
関わらず60年経過した段階でも、
まだワインとして十分に美味しく飲める
味わいを保っており、改めてボルドーの
息の長さを教えてくれるワインとなりました。


最後の方はお店のオーナーもグラス片手に
話の輪に入ってこられたので、
予備に用意したシャサーニュ・モンラッシェを
空けてしまいました。
昨年現地のドメーヌで直接購入したワイン
なのでコンディションは申し分なく
華やかで上品な味わいは最後の締めに
丁度良かったと思います。


今年最後のワイン会を無事終わらせることが
出来たので主催者としては
とても安堵しています。

来年も楽しく美味しくワイン会を
開催していきますので
よろしくお願い致します。

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