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ヴージョの会

2023年02月18日(土)

ビストロ「キフキフ」

共同開催

白ワイン/泡
-NV-
フィーヌ・フルール・ド・ブジー
Grand Cru  1500ml 
ブラン・ド・ノワール 
【 バロン・ドーベルニュ 】


-2012-
ヴージョ(白) 1er Cru
【 ドメーヌ・ベルターニャ 】


-1990-
ヴージョ(白) 1er Cru
【 ドメーヌ・ベルターニャ 】
現地購入品
赤ワイン
-2020-
ヴージョ(赤)
クロ・デュ・ヴィラージュ
【 ドメーヌ・レイマリー 】
​現地購入品


-2014-
クロ・ド・ヴージョ
Grand Cru
【 ドメーヌ・ルイ・ジャド 】


-2002-
クロ・ド・ヴージョ
Grand Cru
【 メゾン・フェブレイ 】


-2003-
クロ・ド・ヴージョ
 Grand Cru 1500ml
【 ドメーヌ・ミッシェル・ノエラ 】
​ドメーヌ直売品 

◆会の感想◆

~色々大変でした~


昨年10月のシャンボール・ミュジニー会に
続いての産地限定ワイン会を開催しました。

10年前に現地で購入したマグナムをメインに
昨年現地で購入した物と国内調達した物を
使っての会となりました。

シャンパーニュのマグナムはワイン会で
何度も使用しているバロンドーベルニュの
ブラン・ド・ノワール・マグナムで
相変わらず安定した美味しさでした。

2012ヴージョ(白)は丁度飲み頃な感じで
コート・ド・ボーヌとは違った
シャルドネの美味しさを楽しみました。
個人的な感想ですが、
産地が近いせいか昨年飲んだ
ヴォギュエのブルゴーニュ・ブランに
似た味わいを感じました。

珍しいAOCヴージョ(赤)ですが、
かなり味わいが開いており
参加者に好評でした。
2時間程度グラスに入れていましたが、
味わいが落ちず中々のポテンシャルを
感じるワインでした。
昨年現地から頑張って持ち帰った
甲斐がありました。

2014のドメーヌ・ジャドの
クロ・ド・ヴージョは厚みのある果実味を
感じる堂々としたワインでした。
クロ・ド・ヴージョのイメージに
一番合うワインだと感じました。

2002のメゾン・フェブレイの
クロ・ド・ヴージョはかなり落ち着いた
ワインになっており舌にすっと馴染む
感じがとても良かったワインでした。

ただ、
アタックに僅かなコルク臭が感じられ
気付いた方には
申し訳ありませんでした(恥)。​

1990のヴージョ(白)は試しに試飲してみると
ドライシェリーのニュアンスが強かったため
少し冷やし目で提供しましたが、
時間と共に味わいが変化し
常温に戻ってからでも非常に
美味しく頂けました。

このワインは現地のある村の
共同販売所に個人からの委託販売で
売られていた物で、瓶にはアメリカに
輸出したシールが貼ってあり、
里帰りワインの様でした。


2003のクロ・ド・ヴージョ・マグナムは
購入時にドメーヌのマダムが
これは凄く美味しいよと言っていた物で
かなり期待していました。
いざコルクを抜こうとするとスクリューが
抜けてしまうほどコルクが弱っており
かなり苦労して開けましたが、
この状態ではブショネではないかと
恐る恐るワインを飲むと・・・
酷暑の2003を彷彿とさせる
濃厚な味わいと熟成によるしなやかさが
感じられる大変素晴らしいワインに
なっていました。

飲んだワインは全て美味しかったのですが、
​ワイン事前搬入の行き違い、
電子天秤を使わない計量サーブと
抜きにくいコルクとの暗闘、
それに体調不良が重なり
私的には久し振りに大変な​
会となってしまいました。

来月は2回の開催がありますので、
​準備を万全に整えて臨みたいと思います。

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