名前のないワイン会
~このワインを受け入れ共に飲もう名前のないワイン会で~
2022/07/01 開設

白ワイン/泡
-2017-
キッズ・コティ
ブラン・ド・ブラン
ノーザン・ダウン・ケント
【 KIT'S COTY 】
[ イングランド ]
赤ワイン
-2021-
サワーヴァイン
オム ピノ・ノワール
【 SAUEWE WINS 】
[ 南アフリカ ]
-2021-
テラ・サンクタ
エステート
ピノ・ノワール
【 TERRA SANCTA 】
[ ニュージーランド ]
-2019-
ラウマース・ハイマー
キッシュガルデン
シュペートブルグンダー
トロッケン
【 MUSSLER 】
[ ドイツ ]
-2017-
アシュトンヒルズ
ピノ・ノワール
エステート
[ オーストラリア ]
-2016-
オシオ
ピノ・ノワール
1500ml
【 CONO SUR 】
[ チリ ]
-2002-
マルターディンガー
ビエネンベルク
シュペートブルグンダー
トロッケン
【 Bemhard Huber 】
[ ドイツ ]
-2017-
サヴィニー・レ・ボーヌ
1er Cru レ・シャルニエ
【 CAPITAIN-GAGNEROT 】
[ ブルゴーニュ ]
◆会の感想◆
~ 「マナブくん」参上 ~
高騰するブルゴーニュを補うために
世界の色々な産地のピノ・ノワールを
コツコツと集めており、ここ最近は
9月のこの時期にそれらを味わう会を
開催しています。
昨年はニュージーランドの古酒の
美味しさに感動する素晴らしい会と
なりましたが、果たして今年は……
<補足説明>
ドイツではピノ・ノワールは
シュペートブルグンダーと呼ばれています。
◇ '17 キッズ コティ ブラン.ド.ブラン ◇
昨年のロンドン訪問時に購入した英国産泡で
手元に残る最後のボトルです。
グラスに注いだ瞬間に高級シャンパン特有の
香しい芳香が溢れ出してきたので、
思わず期待が高まりました。
いざ口にしてみると、
やや酸が強い感じがしましたが
白い花、桃や杏などの完熟した果物の香りと
熟成に由来する滑らかな口当たりが、
何とも言えない素晴らしい味わいでした。
20分程度で泡立ちがかなり弱くなりましたが、
熟成した白ワインとしても高いレベルを
保っていたので、次回訪問時はもっと買って
こようかと思います(笑)
◆ '21 オム ピノ・ノワール ◆
こちらも昨年ロンドンで購入しました。
華麗な花のラベルが特徴ですが、
生産者は女性醸造家だそうです。
ラベルの様な華やかな味わいを想像しましたが
ベリー系のしっかりとした味わいを持つ
クラシカルなスタイルのワインでした。
南アのワインによく見られた土臭さや
野暮ったいニュアンスは全く感じられず
丁寧に仕上げられた印象を強く感じました。
同価格帯のブルゴーニユと比較しても
品質的には優れており国内でも今度購入して
みようかと思います。
◆ '21 テラ サンクタ ピノ・ノワール ◆
今年の5月に台北のワインショップで購入
しましたが、帰国後に国内でも出回っている
事が判明しました…
イチゴ感が強いニューワールドスタイルの中に
ニュージランドらしい癖のあるタンニンの苦みを
を感じるスタイルは好みは分かれますが
私は結構気に入っているので思いの外
楽しませて貰いました。
ただ、ブルゴーニユの代替えには向かないので
別枠のワインとして記憶に留めておきます。
◆ '19 ラウマース・ハイマー ◆
国内のマニアには有名なお店で購入した物です。
ドイツのファルツ地方のシュペートブルグンダー
ですが、やや濃い目の酒質と上品な樽の香りが
絶妙に混ざり合う美味しいワインで、
ブルゴーニュを彷彿とさせる味わいに
思わず「これだ、これだ」と頷きながら
飲んでしまいました。
1万円で買える村銘クラスのブルゴーニュよりも
1ランク上の品質を持っているので、
また買いたいと思います。
◆ '17 アシュトンヒルズ ◆
昨年の秋にロンドンで購入しました。
イチゴや赤い果物、白い花を連想させる香りと
口の中で踊りだず軽やかな味わいは
まさにニューワールド・ピノ・ノワールで
ブルゴーニュとは対極の存在でした。
順番的には一番最初が良かったかも知れません。
◆ '16 オシオ ピノ・ノワール ◆
チリのコノスルが造る最上位のフラッグシップ
ワインで過去に何度も飲んでいますが、
恵比寿の有名店で偶然にもマグナムを見つけて
脊髄反射的に購入しました…
コルクを抜いて香りを嗅いだ瞬間に
背筋に悪寒が走りました(汗)…
直ぐに自分のグラスに注ぎ味を確認すると
次の瞬間に膝から崩れ落ちそうに……
頭の中ではこのワインを抱えて
ガーデンプレイスのお店へ行って
「すいません、これブショネですが…」と
言っている自分の姿を想像しましたが
このランクのワインでしかもマグナムで
ブショネなのはある意味貴重だと思い
半面教材として飲む事に決めました
幸いにも飲めないレベルではなく
時間経過と共にコルク臭は少し和らいだのは
不幸中の幸いでした。
味わいはレーズンを思わせる過熟感があり
ブショネの影響なのかそれまで飲んでいた
オシオとはかなり違ったニュアンスを
していました。
コルクを確認すると外観上は特に目立った
ひび割れやカビなどは見られなかったので
ひょっとしたら樽由来のロットエラーかも
知れません。
その悪態からこのワインは会の中で
「マナブくん」と呼ばれていました(笑)
◆ '02マルターディンガー ◆
◆ ビエネンベルク ◆
先代のフーバーさんがまだご存命時代の
貴重なワインです。
既に古酒の領域に入っていましたが
円熟したブルゴーニュを連想させる
古酒特有のまろやかな舌触りと
柔らかく口内に浸み込んでくる深味のある
味わいがとても美味しかったです。
今これを書いていて思い出したのですが、
フーバーの'03年のシュペートブルグンダーの
マグナムを持っていました。
何時開けようかな…
◆ '17 サヴィニー.レ.ボーヌ 1er Cru ◆
「マナブくん」の影響で予備に用意していた
こちらのワインを開ける事になりました。
いつもは勢いで開けてしまう予備ワインですが
やっと本来の役割での登場です。
他の産地のピノ・ノワールと比較すると
調和の取れた味わいがとても印象的で
何世代にも渡って築かれてきた
ブルゴーニュワインの完成度の高さを改めて
知る機会となりました。
< 会を終えての感想 >
ニュージーランドの古酒に感動した昨年とは
打って変わって「マナブくん」の出現で
思わぬ波乱の会となりました。
今回も産地別のピノ・ノワールの違いを
実際に比較しながら感じる事が出来たため
とても勉強になりましたが、
ブショネを知らない方にその存在を知って
頂ける良い機会にもなりましたので
結果的には大変有意義な会となりました。
色々な国のピノ・ノワールを比較できる会は
ブルゴーニュワインをより理解する上でも
かなり貴重な体験なので来年以降も継続して
開催していくつもりです。
今回も多数の方にお集まり頂き
ありがとうございます。
来月からいよいよブルゴーニュの赤の本場
コート・ド・ニュイのワインが登場しますので
ご期待願います。