名前のないワイン会
~このワインを受け入れ共に飲もう名前のないワイン会で~
2022/07/01 開設

白ワイン/泡
-2021-
ブーズロン
【 ファミーユ・ガジェ 】
-2019-
ムルソー ナルヴォー
【 ドメーヌ・ルイ・ジャド 】
-2016-
ベルナン・ヴェルジュレス 1er Cru
クロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエール
【 ドメーヌ・ルイ・ジャド 】
赤ワイン
-2014-
サヴィニ ー・レ・ボーヌ 1er Cru
クロ・デ・ゲット
【 ドメーヌ・ガジェ 】
-2012-
ボーヌ 1er Cru
オマージュ・オー・クリマ
1500ml
【 メゾン・ルイ・ジャド 】
-2005-
ボーヌ 1er Cru グレーヴ
【 メゾン・ルイ・ジャド 】
-2005-
ニュイ・サン・ジョルジュ
【 メゾン・ルイ・ジャド 】
-2007-
ラトシリシエール・シャンベルタン
Grand Cru
【 メゾン・ルイ・ジャド 】
-1998-
コルトン
Grand Cru
【 メゾン・ルイ・ジャド 】
◆会の感想◆
~ルイ・ジャドの美味しさを再確認~
大手ネゴシアンの中で私が最も気に入っている
ルイ・ジャド社の色々な銘柄を集めて
ワイン会を企画しました。
昨年共同開催のワイン会でドメーヌ物のみで
同じ会をしましたが、メゾン物も中々良い
ワインがあるので、この会はオール・ジャド
での開催となりました。
◆'21_ブーズロン◆
2018、2019のこの銘柄はアリゴテとは思えない
上品な味わいと程好い樽香がマッチした
美味しいワインでしたが、
2021年はアリゴテの特徴である酸味を強く
感じる仕上がりとなっており
本来のブーズロンのスタイルに戻っていました。
個人的には前のスタイルが好きだったので
少し残念です
ラベルも以前は「ドメーヌ・ガジェ」でしたが
いつの間にか「ファミーユ・ガジェ」となって
おり、ルイ・ジャド社を経営するガジェ家に
何か変化があった(相続?)のかと少し心配です。
◆'19_ムルソー ナルヴォー◆
ムルソーの特徴であるリッチでボリューム感
のある味わいが良く出ておりとても美味しい
ワインでした。
時間をかけて飲んでみると更に美味しく
変化していったため、追加購入を考えています。
この様なワインを1万円以下で出している
ルイ・ジャドの実力に改めて感服しました。
◆'16_ベルナン・ヴェルジュレス 1er Cru◆
最初は少し硬さが残っていましたが、
徐々に開いてきて上品な味わいを堪能させて
貰いました。やはりこの地区の白ワインは
開くのに時間が掛かるのだと再確認出来ました。
◆'14_サヴィニー・レ・ボーヌ 1er Cru◆
イチゴなどのベリー系の香りを感じる
ミディアムボディの飲み易いピノ・ノワールで、
最初の赤には丁度良い感じのワインでした。
◆'12_ボーヌ 1er Cru 1500ml◆
ボーヌの1級畑18種類のワインをブレンドした
スペシャルなワインのマグナム瓶。
力強い味わいと程好く熟成した滑らかな
舌触りを感じる美味しいワインでした。
もう5年くらい寝かせると更に美味しくなる
と感じましたが、売り切れてしまったので
残念です…
◆'05_ボーヌ 1er Cru ヴレーヴ◆
ボーヌ 1級の中でも評価の高い銘柄で、
20年近く寝かせた優良年のワインのため
香り、味わい共に抜群に素晴らしく
少しずつ酒質が変化してゆく様を
時間をかけて楽しませて貰いました。
同じ銘柄の白ワインもありますが、
こちらもルイ・ジャド社の物は
大変美味しいのでおススメです。
◆'05_ニュイ・サン・ジョルジュ◆
一口飲んでこの日これまで飲んできた物と
全く違ったワインである事が認識できました。
男性的で力強い香りと味わいを感じましたが、
同時に上品さも兼ね備えており、
私がこの会で一番気に入ったワインでした。
畑の位置は不明ですが、ヴォーヌ・ロマネ側
とは反対にある区画ではないかと予想します。
若い時は土臭さや錆臭さを感じる事があり
私は苦手だったのですが、優良年を程よく
熟成させるとこの様に美味しく変化するの
だと改めて感心させられました。
◆'07_ラトシリシエール・シャンベルタン◆
あまり良い年ではないのですが、
やはりグラン・クリュのワインは別格で
洗練された上品な味わいと心地よい余韻が
大変素晴らしいワインでした。
飲んできた順番も良かった様で
グランクリュの価値を再認識させて貰いました。
同じ会費でグラン・クリュオンリー会を
開催していた昔が少し懐かしいです…
◆'98_コルトン◆
かなり枯れた古酒を想像していたのですが、
程好く熟成した滑らかな舌触りと
角の無い丸みを帯びた味わいが素晴らしく、
まだしばらくは楽しめそうな
良いワインでした。
少し前にコルトンの熟成ポテンシャルに
疑問を持っていましたが、
やはりワインは畑だけではなく作り手も
重要なのだとこちらも再認識させて
貰いました。
【 会を終えての感想 】
今回は徐々にランクを上げながら
同じ作り手のワインを味わっていったため
ワインの品質の違いをいつも以上に感じる
事の出来た会になりました。
ここ最近レストランのコース料理に合わせた
ワイン会が多かったのですが、
やはり長年やってきたワインに合わせて
好きな物が食べられるパーティー形式の
ワイン会の方が私の好みに合っている様です。
今回も会場を貸して頂いたご夫妻に
深く感謝致します。
次回は現地購入の2017エシェゾーマグナムを
用意しますのでご期待願います。
また、会の途中で20年越しに製作された
映画の話で一部の方と盛り上がった話をして
ついてこられなかった方々を唖然とさせて
しまい失礼致しました(恥)
私は自由や正義よりも運命の活躍が
とても嬉しかったです!