ヤバいワインだけを飲む会では
不完全燃焼になると思い二部構成にして
後半は美味しいワインを存分に楽しもうと
二次会を近くのワインバーで開催しました。

当日は梅雨明けして暑い陽気になっていると
推測したため、冷やして美味しく飲める
銘柄でサーブも楽になるようマグナムを
用意しました。

誤算だったのは一次会で帰られた方2名おり
その方に対しては少し申し訳ない気持ちに
なりましたので、次回がある様でしたら
改善を試みる予定です。


◆'22 サントネイ 1er Cru◆

ワイン会では何度か出している作り手
ですが、3月に訪問した際に購入した
マグナムを今回開けてみました。

とてもフレッシュで上品な香りと
しっかりとした味わいが大変素晴らしく
一次会のワインとの差があまりにも
大きかったためか予想以上に美味しく
楽しませて貰いました。

10月に再訪時はまた購入してみようかと
密かに考えています。


◆'14 シュペートブルグンダー◆

今は亡きベルンハルトさんのサインが
入った瓶に思わず感慨深いものを感じて
しまいました。

造られてから10年経過していますが
丁度良い具合に熟成しており、
熟成に由来するピノ・ノワールの芳醇な
香りと滑らかな口当たり、深みのある
味わいはとても美味しく一次会で痛めた
味覚を十二分に癒して貰いました(笑)


◆'14 ディアバーク・シャルドネ◆

カリフォルニアのシャルドネは若い時は
大変美味しいのですが5年を超えた位から
ブルゴーニュとは違ったニュアンスに熟成
していくものが多く、私の好みから離れて
いくので選択に毎度困っています。

このワインは3年くらい前に購入して、
飲む機会を逸していましたが、
今回いざ飲んでみると熟成に由来する
ナッツの香りを強く感じる非常にリッチ
な味わいに少なからず驚かされてしまい
ました。

とても魅力的なワインだったので、
機会があればまた購入してみたいです。


◆'19 ブルネロ・ディ・モンタルチーノ◆

この春現地訪問された方が差し入れて
頂いたワインで、日本未入荷です。

非常に上品で複雑な香りとブルネロ特有
のタンニンの風味を強く感じる味わいで
したが、とてもクリアで洗練された酒質は
やはりノーダメージの現地購入品ならでは
の贅沢なワインでした。


【 会を終えての感想 】

一次会での傷を癒す会となりましたが、
用意したワインが全て大変良かったため
予想以上に満足のゆく会となりました。
(逆ブーストがあった影響は否めませんが…)

お店に特別に用意して頂いたオードブルの
プレートも大変美味しく毎度の事ながら
ここの料理の美味しさには感心させられます。

こんな事を書いては身も蓋もありませんが
二つの会を通して至った結論としては、
やはりワイン会は美味しいワインを集めて
開催するのが一番だと強く感じました(笑)

ただ、普段飲んでるワインに対して
その味わいや状態が本当に真の姿なのかを
知るために時々この様な会をやるのも
良いのではとも感じています。

とにかく色々と勉強になった一日でした。