名前のないワイン会
~このワインを受け入れ共に飲もう名前のないワイン会で~
2022/07/01 開設

白ワイン/泡
-2016-
コンドリュー
ラ・ドリアンヌ
【 E.ギガル 】
-2020-
シャサーニュ・モンラッシェ
1er Cru グラン・リュショット
【 ドメーヌ・F&R・ピロー 】
-2018-
コルトン・シャルルマーニュ
Grand Cru
【 ドメーヌ・J・P・マルダン 】
赤ワイン
-2017-
ジュヴレ・シャンベルタン
1er Cru ラヴォー・サン・ジャック
【 ドメーヌ・ルイ・ジャド 】
-2014-
シャンボール・ミュジニー
1er Cru レ・シャトロ
【 ドメーヌ・ブースロ 】
-2002-
ラ・ターシュ
Grand Cru
【 DRC 】
◆会の感想◆
~素晴らしいワインでした~
10月は私と共同開催者の誕生月なので
昨年と同じくプレミアムワイン会を企画し
秘蔵の2002ラ・ターシュを開けてみました。
E.ギガルのコンドリューは
ハツミツの様な濃厚な味わいの中に
幾つもの花の香りが複雑に混じり合い、
とても美味しく頂けました。
このワインは熟成しないと言われていますが、
7年経過した現在でも非常に若々しい味わいで
ポテンシャルの高さを証明していました。
先月色々な銘柄を飲んだF&Rピローの
最上級キュヴェであるグラン・リュショットは
この会のために温存していましたが
やはり素晴らしい美味しさで、
ミネラルを土台とした洗練された上品な
味わいを堪能させて貰いました。
コルトン・シャルルマーニュは2019年に
ドメーヌを直接訪問して購入した物ですが、
片手にギブスをした先代の方にわざわざ
試飲場所まで案内してもらったエピソードを
思い出してしまいました。
このワインは少し時間が掛かると思ったので
少し放置して1時間くらいした後に再度味わって
みると見事に開いた状態になり、芳醇な香りと
しっかりとした骨格のあるボティを持った
素晴らしいワインに変化しました。
赤のラ・ヴォー・サン・ジャックは
ジュヴレらしい重厚な味わいとスパイシーな
感じが良く出ており、こちらも30分程置くと
さらに開いて味わいが増して会の終了まで
美味しく楽しませて頂きました。
シャンボールのプルミエクリュですが、
これを書くに当たって再度写真を見直すと、
何と持って行ったワインが間違っており、
本来の「2017レ・フスロットVV」ではなく
「2014レ・シャトロ」である事が判明しました…
こちらの不手際であり、
参加された方々にここに謝罪致します。
購入価格にはほぼ差はありませんので
ご安心願います。
味わいは陰性のニュアンスが強いシャンボールの
感じが非常によく出ていましたが、
全体的に硬さが残っておりまだ飲み頃ではない
感じがしました。
ここのワインはまだ4本残っているので
じっくりと寝かしてから再度挑戦しようと
考えています。
ラ・ターシュですが、
いつもですと最後に出しますが、味わいの変化を
見てもらいたいため会の最初の段階でデキャンタ
して皆さんに配ってしまいました。
(この措置がとても良い結果となりました)
ワインをサーブしている段階から素晴らしい
香りが溢れ出いることが分かりましたが、
グラスに鼻を近づけた瞬間にはもうすっかり
魅了されて、心ここにあらずといった状態に
なりました。
20年経過していたので果実味はあまり
感じませんでしたが、
熟成に由来する素晴らしい香りと味わいが
脳に直接刺さる感じがして「美味しい」以外の
言葉が見つからない状態でした。
飲んだ後の余韻も非常に長く、毎度の事ですが
DRCはやはり素晴らしいワインを作るものだと
深く感心してしまいました。
最後に2005年にボーヌにてラ・ターシュを
売って頂いたワインショップのオーナーと
ワインを造ったDRCの方々、そして
それをれを購入した当時の自分に
感謝を伝えたいと思います。