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ドメーヌ直売Bourgogne白の会

2023年09月16日(土)

ビストロ「nous」

共同開催

白ワイン/泡
-2020-
ペルナン・ヴェルジュレス
1er Cru ス・フレティーユ
【 ドメーヌ・パヴロ 】


-2021-
サン・トーバン 1er Cru
サンティエール・デュ・クロウ 
【 ドメーヌ・F&R・ピロー 】

    
-2020-
ムルソー
1er Cru カイユレ
【 ドメーヌ・F&R・ピロー 】


-2020-
ピュリニー・モンラッシェ
ノワイエ・ブル
【 ドメーヌ・F&R・ピロー 】

​    ​   
-2020-
シャサーニュ・モンラッシェ
1er Cru ヴェルジュ
【 ドメーヌ・F&R・ピロー 】


-2020-
シャサーニュ・モンラッシェ
1er Cru シャンガン
【 ドメーヌ・F&R・ピロー 】


-2020-
シャサーニュ・モンラッシェ
1er Cru ヴィド・ブルス
【 ドメーヌ・F&R・ピロー 】
赤ワイン
-2013-
ラトリシエール・シャンベルタン
Grand Cru
【 ラ・カーヴ・トロワグロ 】

◆会の感想◆

~白ワインの美味しさをひたすら堪能~


昨年のブルゴーニュ訪問時に白ワインを
多種類作っている生産者を訪問し
主要な銘柄を購入して日本で水平
テイスティングを行おうと計画していましたが
残暑が厳しい9月にやっと実現できました。

同じ旅で訪れたドメーヌ・パブロの白は
この1本で最後ですが少し酸の強い味わいと
冷やし目に出した温度が最初の1杯目には
丁度よく舌に馴染み、楽しませてくれました。
遅れて来られた方のグラスは少し温度が
上がって更に美味しくなっていたと聞いたので
ちょっと悔しかったかも…

サン・トーバンの1級畑は普段飲んでいる
ピュリニー裏側の畑とは違う場所で、
そのためかも知れませんが
華やかではなく引き締まった感じの味わいで
少し驚いてしまいました。

ムルソー1級のカイユレはヴォルネイに接した
畑なのでリッチで濃い味わいの一般的なムルソー
とは違いましたが、味わいの奥深さを感じ
3~5年後に真価を発揮しそうなポテンシャルを
持っていました。 
もう1本ありますのでじっくり寝かせてから
飲みたいと思います。

ピュリニーのノワイエ・ブルはモンラッシェや
バタールの下側になる畑で村銘では良い区画の
ためか飲んだ瞬間にそれまでのワインとは違い
明らかに上品でエレガントなニュアンスを
感じ取りました。
飲みながらやはりピュリニー・モンラッシェは
こういう味わいだなと一人心の中で頷いて
しまいました。

シャサーニュの1級畑3種類は、
標準的な区画のシャン・ガン、
サン・トーバンに接するヴェルジェ、
バタール・モンラッシェ真下のヴィド・ブルス、
それぞれ特徴が違いましたが同じ作り手の
共通するニュアンスも感じ取れたので、
とても勉強になりました。
個人的な好みではやはりヴィド・ブルスで
もう1本は少しセラーで熟成させて
数年後に飲みたいと考えています。

赤のラトリシエール・シャンベルタンも
とても美味しかったのですが、
やはりこういうワインは暑い時期よりも
涼し時期に飲んだ方がより一層美味しく
感じられると思うので、
来年の夏のワイン会からはプルミエ・クリュ
の飲み易い銘柄に変えていくつもりです。

ドメーヌ訪問でしか出来ない様なワイン会を
開催し、参加された皆さんも十分に楽しんで
もらえたためワインを揃えた身としては
嬉しい限りです。

来月は今回の会に出さなかった
最上級の白ワインを含むプレミアムワイン会を
開催しますので、今から楽しみにしています。

最後に素晴らしいワインを造ってくれた
「Domaine Fernand & Lourent Pillot」の
皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。

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