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シャルドネ & ピノ・ノワール会

2023年11月25日(土)

ビストロ「キフキフ」

共同開催

白ワイン/泡

-2008-
ムルソー ムーラン・ランダン
1500ml
【ドメーヌ・ボーマン】
ブルゴーニュ 現地購入

-2008-
シャサーニュ・モンラッシェ
1er Cru モルジョ
【 シャルル・ノエラ 】
ブルゴーニュ
赤ワイン

-2014-
オシオ ピノ・ノワール
【 コノスル 】
チリ/カサブランカバレー

-2013-
プリマドンナ ピノ・ノワール
【ペガサスベイ】
ニュージーランド

-2006-
コルトン Grand Cru
【メゾン・シャンピー】
ブルゴーニュ

-2005-
エイドリアン・フォグ
サヴォイ・ピノ・ノワール
【エイドリアン・フォグ】
カリフォルニア/アンダーソンバレー

◆会の感想◆

~最後にイベント発生…~

10月のラ・ターシュ会、来月の最強白ワイン会
などの高級路線が続くため、
ちょっと一休みとして手頃で飲み頃なワインを
集めて会を企画しました。

白は同じ年のムルソーとシャサーニュの
マグナムを開けてみましたが、
対照的な結果となりました。

まだまだ若々しくて色も緑かがった黄色の
ムルソーは、特徴であるボリューム感のある
リッチな味わいで大変美味しかったです。
現地購入ハンドキャリーと大型瓶のためか
とても15年前とは思えないワインでした。

対してシャサーニュは黄金色に光る色調を
しており、味わいも熟成感を強く感じましたが
時間と共に絶妙な味わいに変化して
ムルソーに負けない位楽しませて貰いました。

同じ年のワインでこの様な結果が出るとは
思っていませんでしたので大変驚きました。
HPのレイアウトの関係でここに写真が載せ
られないので詳細はブログに記載します。


赤の1本目のオシオは昨年色々と飲んで
その品質の高さに驚かされましたが、
今回もその実力を発揮して濃い色調に
多層的な味わいを持つ厚みのある
ピノ・ノワールで美味でした。


ペガサスのプリマドンナは口に含んだ瞬間に
ニュージーのワインだと分かる特徴を
はっきりと感じることが出来ましたが、
非常に上品で繊細な味わいは期待を大きく
上回り、再購入を考える程の素晴らしい
ワインでした。


シャンピーのコルトンですが……
何故かこの様にニュワールドのピノ会に出す
ブルゴーニュは毎回イマイチに感じてしまうの
ですが、今回もその法則が発動してしまい
残念な結果になってしまいました。

シャンピーはボーヌに立派な建屋を構える
大手のネゴシアンで、某有名百貨店で贈答用に
使われている由緒正しいワインですが、
線の細い味わいはGranc Cruとは言い難く
若干ですがコルク臭も出ており真価を発揮
出来なかった感があります。
ワインとしては普通に飲めるレベルだったの
ですが、やはり相手が悪かったかもしれません。

シャンピーのワインはまだ数本持っているので
名誉挽回の機会をいずれ用意しようと
考えています。


最後に開けたエイドリアン・フォグは
2008年頃にワインショップを始めた知り合いが
DRCの様なピノがあると紹介してくれた
ワインです。

当時の記憶では非常に凝縮された密度のある
味わいにDRCの面影を感じ数本購入した
記憶があります。美味しかったので直ぐ飲んで
しまいましたが、2005年以降のヴィンテージが
入ってこず以降飲めない銘柄になっていました。

昨年ネットで当時のワインを1本だけ売っている
店を見つけたので即購入して飲む機会を伺って
おり、満を持しての登場となりました。

口に含んだ瞬間に甘みを強く感じましたが、
以前の様な凝縮感は感じず上品な出汁の様な
味わいになっていました。
ワインとしては中々美味しく飲めたので、
管理状態に問題は無いと思いますが、
若い頃の印象が強烈に残っているので、
最新のヴィンテージが入ってくることを
心待ちにしています。


ニューワールドのピノ・ノワールは
かなりのスピードで高品質に進化しているので
今後もこのように比較試飲する場を定期的に
設けたいと考えています。

来月はマグナム会、最強白ワイン会、
ボルドー古酒会と3件のワイン会を計画して
いるので、忙しい年の瀬になりそうです。


おまけとして…
ワイン会終わりに共同開催者の某氏が
同じお店で食事をしていた女性に店外で
逆ナンされるというイベントが発生し
大変盛り上がりました(笑)

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