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キスラー & タリー会

2023年06月17日(土)

ビストロ「キフキフ」

共同開催

白ワイン/泡
-2016-
ローズマリー・ヴィンヤード
シャルドネ
【 TALLE / タリー 】


-2020-
ソノマ・マウンテン シャルドネ
【 キスラー・ヴィンヤード 】


-2018-
ハイド・ヴィンヤード カーネロス 
【 キスラー・ヴィンヤード 】


-2016-
ソノマ・ヴィンヤード
レ・ノワゼッティエール
【 キスラー・ヴィンヤード 】


-2015-
デュレル・ヴィンヤード
ソノマ・コースト
【 キスラー・ヴィンヤード 】
赤ワイン
-2021-
マッド・ハウス ピノ・ノワール
【 MUD HOUSE / マッド・ハウス 】
NZ セントラル・オタゴ


-2015-
ケスナー ピノ・ノワール
ハーフ・マイル
【 ケスナー・ワインズ 】
※キスラーのアシスタント
ワインメーカー


-2018-
ラグーナ・リッジ・ヴィンヤード
ロシアン・リバー・ヴァレー
ピノ・ノワール
【 キスラー・ヴィンヤード 】

 
-2015-
ソノマ・コースト
ピノ・ノワール
【 キスラー・ヴィンヤード 】


-2011-
タリー ピノ・ノワール
リンコン・ヴィンヤード
【 TALLE / タリー 】

◆会の感想◆

~意外なワインに心惹かれました~


昨年開催したキスラー会が予想以上に
好評だったため、
1年かけて色々集めたキスラーと
気になってたカリフォルニアワインを
加えて会を主催しました。

開催週の前半は香港に行っていたため
現地で入手したニュージーランドの
ピノ・ノワールをお土産として
アペリティフに提供。

少し話は逸れますが香港は私が好きな旅先で
今まで数多く訪問しています。
コロナ騒動でここ数年行けませんでしたが、
しばらく振りに訪れてみると
町全体の活気がかなり低下していたことに
少なからずショックを受けました・・・
一連の民主化運動の余波か、
コロナ騒動による景気低迷なのか
原因は分かりませんでしたが、
この街のファンとしては残念な限りで
あのパワフルで活気に満ちた街が
また復活することを上環にある
文武廟に祈願してきました。

ワインの感想ですが、
最初に出したNZのピノはイチゴ風味の
軽やかな味わいが冷やし目の温度にマッチして
アペリティフとして美味しく頂けました。
少し温度が上がるとセントラル・オタゴの
特徴である風味が出てきましたが、
私的には冷やした味わいが好みです。

白ワインのスタートは2016のタリーから
始めましたが、こちらは熟成に由来する
味わいが出ており古酒までは行きませんが
余韻を強く感じる美味しいワインでした。

ヴィンテージの古いタリーから飲み始めた
理由は、味わいが強いキスラーを先に飲んで
しまうと印象が残らなくなってしまうと
危惧したためでしたが、
その判断は間違っていませんでした。

キスラー白の4種類はヴィンテージの新しい順
から開けていきました。
力強く濃厚な味わいと溢れ出る香りは
毎度のことなが圧倒されてしまいますが、
4本中3本からは柔らかくまろやかな
味わいの共通感を強く感じました。
デュレル・ヴィンヤードの1本だけは
ミネラルに由来するしっかりとした
骨格を感じるワインだったので
私の好みはこちらかも知れません。

赤はケスナーから開けていきましたが、
驚いたことにこのワインが私的には
この日一番のワインとなりました。
しっとりとしたベリー系の香りは
まさにブルゴーニュで
程よい酸に支えられた酒質は
とにかく美味しかったです。
今後このワイナリーに注目します!

次に開けたキスラーのラグーナリッジは
わりと軽目の印象を受けてしまい
災難だったかも知れません・・・
​昨年大好評だったソノマ・コーストは
香り味わい共にバランス良くまとまっており
今年もその美味しさは健在でした。
​​
ヴィンテージの一番古いタリーの赤は
古酒の雰囲気を出す味わいになっており
最後の締めのワインとしては申し分
ありませんでしたが、
やはりブルゴーニュの古酒とは少し趣が
違うことを再確認させて貰いました。

今回も中々の好評だったため
​来年もキスラーを中心とした
カリフォルニアの会を企画したいと
思います。

来月はマグナム会&ドイツ赤会と
2本立てなのでまた忙しくなりそうです。

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