名前のないワイン会
~このワインを受け入れ共に飲もう名前のないワイン会で~
2022/07/01 開設

白ワイン/泡
-2020-
リッジ・コラトリス シャルドネ
【 リッジ・ヴィンヤード 】
-2016-
サントネイ
クロ・ド・マルト
【 ドメーヌ・ルイ・ジャド 】
-2012-
ハプグット・シャルドネ
【 ブリュワー・クリフトン 】
-2011-
ニュイ・ブランシュ シャルドネ
【 オ・ボン・クリマ 】
-2019-
シャサーニュ・モンラッシェ
シャトー・ド・シャサーニュ・M
【 ドメーヌ・バデ・ミミュール 】
赤ワイン
-2016-
ハイランド・ディバイド
ピノ・ノワール
【 デュモル 】
-2006-
ボーヌ 1er Cru シュワシュ
【 ドメーヌ・ガジェ 】
◆会の感想◆
~偶然の産物が美味でした~
カリフォルニアとブルゴーニュのワインを
飲み比べてみようと思い企画した会ですが、
当日は「カリフォルニアワインの日」の
イベントが昼にあり、そちらに寄ってからの
ワイン会でしたのでダブルヘッダーとなって
しまいました(恥)。
リッジ・コラトリスはイメージとは違い
かなり引き締まったドライな味わいで、
カリフォルニアでもこの様なシャルドネが
ある事が新たな発見となりました。
2016サントネイは先月に同じ銘柄の2019を
飲んでいますがそれと比較すると味わいは
角の無いまろやかな感じで余韻も長く
丁度飲み頃になった感のある美味しい
ワインでした。
ブリュワークリフトンは昼のイベントで
飲んだ2020の銘柄がガチガチに硬く
シャルドネとは思わない味わいだったので
ちょっと不安でしたが、
こちらの物は程よく熟成した華やかな
香りと優しく舌になじむ味わいが堪らない
大変美味しいワインでした。
この日一番のサプライズは
次に飲んだニュイ・ブランシュでした。
コルクがかなり傷んでまともに
抜けなかったため、デキャンタしてから
サーブとなりましたが、ひょっとしたら
ブショネではないかと飲むまでは内心
ハラハラしていました・・・・
いざ口にすると僅かな酸化臭はしましたが
口に中に溶け込む滑らかで上品な味わいに
思わず唸りを上げてしまいました。
余韻も長く結果的には官能的なワインに
仕上がっていました(驚)。
保管中に熱に当たった感じではなく、
推測ですが立てた姿勢で長期間保管されて
いて乾燥したコルクを通して多量に外気と
触れたためにこの様な熟成をしたのでは
ないかと考えています。
ニュイ・ブランシュはかなりの本数飲んで
いますが今回の様な味わいは初めてで
保管状態の偶然の産物ですが
非常に幸運だったと思います。
前日にお参りした神田明神の御利益かも
知れませんので、来週お礼に再度お参り
に行ってきます。
デュモルのビノ・ノワールは
ブルゴーニュタイプの作りになっており
上品にまとまったベリー系の味わいは
大変素晴らしくこの作り手の別のワインを
飲んでみたくなりました。
ボーヌ1er Cruはデュモルと比較すると
密度の詰まった味わいがしましたが、
まだ熟成の途中というニュアンスがして
もう1開き出来る可能性を感じました。
開けるのが少し早かったかもしれません・・・
時間がありましたのでお店に預けていた
シャサーニュを開けてみました。
やはりというか現地購入の白の恩恵は
健在で、香り味わい共に素晴らしく
とても美味しいワインでした。
次の会はいよいよジェロボアム(3000ml)の
1996エシェゾーを開ける会になります。