名前のないワイン会
~このワインを受け入れ共に飲もう名前のないワイン会で~
2022/07/01 開設

白ワイン/泡
-2020-
オート・コート・ド・ニュイ
【 ドメーヌ・マニュエル・オリビエ 】
-2015-
シャサーニュ・モンラッシェ
Ch. de Chassagne-Montrachet
【 ドメーヌ・バデ・ミミュール 】
ドメーヌ直売品
-2017-
コルトン・シャルルマーニュ
Grand Cru
【 ドメーヌ・コヴァール 】
赤ワイン
【 オスピス・ド・ボーヌ 】
-2011-
ペルナン・ヴェルジュレス
1er Cru
キュヴェ・ラムー・ラマロス
-2008-
コルトン Grand Cru
キュヴェ・ドクトール・ペスト
-2006-
ヴォルネイ・サントノ 1er Cru
キュヴェ・ゴーヴァン
-2005-
ボーヌ 1er Cru
キュヴェ・ニコラ・ロラン
【 オスピス・ド・ニュイ 】
-2013-
ニュイ・サン・ジョルジュ
1er Cru レ・ヴィニュロンド
1500ml
現地購入品
◆会の感想◆
~安定の品質に再度驚かされました~
昨年のベストワイン会になった
オスピス・ド・ボーヌ会を
今年も企画してみました。
オスピス白の良品が入手できなかったため
白ワインは手持ちのワインから
セレクトしました。
桜満開のなか花冷えの雨になってしまった
当日ですが、ワインの味わいは
満開の桜に負けないくらい
素晴らしい物でした。
白3種類は、
H・C・ニュイは相変わらずの美味しさ
でしたが、1月に飲んだ物と比較すると
若干閉じた印象を受けましたので、
味わいのサイクルなのかボトル差なのか
少し気になりました。
シャサーニュは今が飲み頃な感じで
特有のミネラル感とまだ十分に残っている
果実味がとても美味しく感じ、
もう少し飲んでいたいと思いました。
コルトン・シャルルマーニュは少し
冷やし目にして温度と共に開いていく
味わいを楽しんでもらいました。
時間をかけて飲みましたが、
最後の方でも硬さが少し残っていたので、
もう数年後に飲むと更に美味しく
なっていると思いました。
赤5種類ですが、
P・ヴェルジュレスとヴォルネイは
少し軽い味わいではないかと
予想していましたが、相反して
熟成感のある複雑な味わいに
早くも昨年の再来を感じてしまいました。
特にヴォルネイは優良区画の1級畑
サントノである事を差し引いても
お釣りがくるくらいの美味しさで、
私が国内で飲んだベストヴォルネイに
間違いありませんでした。
次に出したN・S・ジョルジュですが
コート・ド・ニュイ特有の華やかで
開いた感じが直前に飲んだワインと
対照的で、とても心地よかったです。
マグナムなので会の終わりまで十分に
楽しめましたが、
ビンテージのせいなのか今くらいが
丁度飲み頃の様な気がしました。
ボーヌ 1er Cruは2005という優良年と
最も評価の高い銘柄
キュヴェ・ニコラ・ロランである事が
影響して、飲み応えのある素晴らしい
ワインになっていました。
2週前のニューワールド ピノ会に
こちらを出したら面白い結果に
なっていたかも知れません・・・
最後に開けたコルトンは
さすがグラン・クリュといった風格で
味わいの上品さ複雑さ余韻の長さ
どれも素晴らしく、久々に美味しい
コルトンを飲めたと実感できる
とても良いワインでした。
熟成のポテンシャルも感じましたが
早飲みには向かないワインではないかと
強く感じました。
今回のオスピス会も開けたワインが
どれも素晴らしく、
とても満足のゆくワイン会になりました。
ワインを用意した身としては
胸を撫で下ろした感はありますが、
来年も同じ会を開いてみたいと思う
誘惑に取りつかれてしまいました。
次回は昨年現地購入したワインを
飲む会なので、
大いに期待しています。